スマホのカメラ性能って凄いですよね。「一眼カメラに勝っているんじゃない?」と思うこともあります。しかし、スマホには絶対に撮れない一眼ならではの写真があることは事実です。
そこで今回は一眼に撮れて、スマホに撮れない写真を理由と作例を合わせて紹介していきます。
一眼ならではのメリットを知りたい人必見の内容です。
この記事で学べること
・光条(ウニウニ)の出し方
・スマホが暗所に弱い理由
一眼カメラに撮れてスマホに撮れない写真5選
一眼カメラならではの写真は以下の通りです。
- 動きの速い被写体
- 光源の星形の光(光条)
- 暗所での撮影
- 超望遠の撮影
- 綺麗な背景ボケ・玉ボケのある写真
これ以外にももちろん沢山ありますが、明らかに分かりやすいものを選択しました。
一眼カメラだけの詳細なメリット・デメリット比較についてはこちらの記事をどうぞ。
動きの速い被写体
この場面では動物の作例ですが、動き物であれば何でも当てはまることです。
電車や自動車、飛行機、動物、シャッターを切る速度が自在に変化させることができないと撮影できない写真たちです。
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スマホのカメラでも設定をオートではなく、マニュアルですることが可能なアプリなどもあります。
しかし、基本純正カメラで撮影することを考えると一眼カメラならではの写真になると思います。
光条で幻想的な写真
この「光条」というのはカメラに装着するレンズの絞りの枚数によって左右されます。
これを出すコツはF値を大きくすることと光を物体に干渉させることです。特に太陽などの強すぎる光は直接写しても光条にはなりません。
下の写真のように、葉っぱを干渉させたり、建物に太陽を半分だけ隠すと発生しやすくなります。
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スマホのカメラのレンズがどのような仕組みかは知らないので、断言できませんが、スマホのカメラで綺麗な光条ができることはないと思います。
この特徴的な形は普段僕たちの眼で見ることはできないので、活用することで幻想的な写真を撮影することができます。
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暗所で圧倒的な画質で撮影
夜景の撮り方解説の記事でも紹介しましたが、三脚を使うことで暗所でもノイズが無く綺麗な写真を撮影することができます。
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上記でも述べたように、スマホのカメラは基本オートで、センサーサイズも小さい。これのせいで光が十分に無い場所での撮影はかなり弱いです。
一見綺麗に見えても、細部を拡大すると破綻している場所が多々あります。
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一眼カメラはAPS-Cやフルサイズというセンサーサイズが多いですが、スマホカメラのセンサーサイズは基本的に下記の1/2.3型に近いサイズのセンターが搭載されています。
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センサーサイズの大小は暗い場所で如何にノイズが無く綺麗に撮影できるかの「高感度耐性」に影響を与えるので、スマートフォンのサイズ上どうすることもできない問題です。
超望遠で普段見えない景色を撮影
スマホのカメラの画角の多くは「広角~標準」と呼ばれる1桁から2桁の画角です。
100mm以上の望遠レンズは少なく、より望遠のレンジをスマホカメラで作成するのは技術面でなかなか難しいです。
望遠レンズを使って一眼カメラで撮影すると野生動物に警戒される範囲外から撮影できたり、普段は見えない景色を撮影できます。
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画角によって見える世界が全く違ってきます。
人の眼は片目で50mmともいわれているので、カメラを使うと普段と違う日常を見れるかもしれません。
レンズの種類やどんな景色が撮れるかの紹介はこちらの記事で解説しています。
綺麗な背景ボケ・玉ボケのある写真
最近のiPhone等のカメラでもポートレートでボケるようにできたりしますが、あれは疑似的なものなので、髪の毛など細かい部分のボケが不自然になります。
とろけるようなボケは、依然として一眼カメラの専売特許といえます。
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ボケに関わるF値の記事はこちらの記事をどうぞ。
まとめ : 用途によって適切なガジェットを使い分け
昨今のスマホカメラの進化は凄いですが、一眼に勝てない部分はあります。ただ、その逆も然りで手軽さや動画の手振れ補正の凄さは一眼も勝てないものがあります。
自分の使用用途によって適切なガジェット選択をすることが大切になってきますね。
以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!