【保存版】展望台からの夜景を絶対に失敗しない撮り方

2022,08/08

展望台からの夜景を撮るコツや事前準備の方法を網羅した情報を知りたいですか?

そこで今回は、夜景初心者の方のために、夜景を撮るのに絶対に失敗しない方法を解説していきます。

夜景撮影初心者の方に必見の内容です。

この記事はこんな方におすすめ!
工藤瑛志
・これから夜景を撮影する予定がある人

・夜景撮影を絶対に失敗したくない人

展望台からの夜景を絶対に失敗しない撮り方

印象的な夜景を撮影するためには、このポイントを必ず抑える必要があります。

ココがポイント

・三脚とレリーズ
・10秒~20秒のシャッタースピード
・ランドマークを入れる構図

以下、それぞれ詳細にお話していきます。

必要な機材

レンズ

気にすべきポイントは画角のみです。今回はシャッタースピードを遅くして光量を確保するので、F値が明るくなくても問題ありません。

画角としては広角レンズがあればいいと思います。24-105mmなどのズームレンズがあれば一番ですが、単焦点レンズでも30mm前後であれば写真のような夜景が撮れます。

三脚とレリーズ

確実に必要なものは三脚とレリーズです。

夜景の撮影は、シャッタースピードが1秒より遅くするので、しっかりとカメラを固定できる三脚が必要です。カメラの重量によって適切な三脚が異なるので、三脚をまだお持ちでない方はこの機会にぜひ購入を検討してみてください。

ただ、セルフタイマー機能を活用したり、カメラに拠りますがスマホと接続することでシャッターを遠隔で押せる機能を用いればレリーズは必要ないです。

三脚を購入したことがなく、選び方が分からない方は一眼用三脚の選び方を徹底解説の記事をどうぞ!

レリーズは、シャッターを押す際にカメラが振動してしまって、被写体がブレてしまうのを防ぐために必要です。

ちなみにレリーズごとに対応するメーカーが異なるので、購入される際はよく確認してください。

ミニ三脚とレンズフード

大きな三脚を持ち歩きたくない方は、以下のような小さな三脚を使用しても大丈夫です。

ただ、安定性は大きな三脚には劣るので、写真の歩留まりは低下する可能性があります。

また、夜景を撮影する場合、外が暗く施設内が明るいためガラスに映り込みが発生しています。そういったことを回避するため有効なアイテムとしてレンズに着用するフードがあります。

レンズフードの代わりにご自分の羽織ものを使うこともできますが、結構面倒で、気を遣うので買った方が便利です。

私は最初は映り込みなどは全く念頭に置いてなかったので、上着を両手で広げて映り込みを防止してました。これが凄い大変なんですよ(笑)

カメラの設定

シャッタースピード

10秒~20秒の長時間露光

シャッタースピードは10秒から20秒程度がお勧めです。白飛びせず、十分な光量が確保できる値です。また、以下のような光の軌跡が撮影できるので、現実では見られないような景色を撮影することができます。

F値

F8~F11

細かな原理などの説明は省きますが、カメラはF8周辺が一番画質が良くなります。なので、F値は絞るほど全体にピントが合うようになるので、画質が一番いい、かつ全体にピントが合い、F値は絞るほど光芒が出やすい点を総合考慮した結果このF値になっています。

理由が知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ISO

ISO100

三脚を使用しているのでシャッタースピードを長くすることで明るさは十分なので、ノイズを無くすためにISOは100固定です。

その他

ホワイトバランスによっても景色の印象は大きく変わります。

構図

展望台からの夜景は、建物が多く入ります。なので、自分が写したい建物などをセンターに配置するようすると主題がハッキリします。他の建物より高いものやランドマークなどがいいと思います。

構図について詳細に知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

レタッチ

細かくは解説しませんが、「基本補正でやるといいよ」というポイントを簡単に説明します。

ココがポイント

・シャープさ
・ヘッドライトの強調
・彩度の調節

この写真はシャープさを上げて、ヘッドライトのオレンジを強調して彩度を落としています。

あなたがどんなレタッチが好きかはわかりませんが、この3つの要素を変化させるサイバーパンクにもシックな印象にもできます。

まとめ : 夜景のおすすめ設定

レンズは広角。シャッタースピードは10秒~20秒、F値は8~11を抑えておけば良い写真が撮れると思います。夜景撮影楽しんでくださいね。

以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!

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