【コスパ最強】最初の1台におすすめしたいミラーレス一眼カメラ5選|2023年版

2023,09/01

どのカメラを買おうか迷う時大きな判断の材料となるのはやはり価格。あまりに高いと手が出ないですよね。でも性能は妥協したくない。

そんなあなたのために今回はコスパ最強、比較的安価で、かつ、一台目としては性能十分なカメラをご紹介します。

お財布にも優しく、性能の良いカメラが欲しい人必見の内容です。

【コスパ最強】最初の1台におすすめしたいミラーレス一眼カメラ5選

性能と価格など踏まえ、なるべく現在の価格で10から20万円のものを選択しました。

  • EOSR7
  • EOSRP
  • ZV-E10
  • Z30
  • Z fc
  • X-S10

Canon

EOSR7

カメラ性能スペック詳細
有効画素数約3250万画素
センサーサイズフルサイズ
重量約612g(バッテリー、カードを含む)/約530g(本体のみ)
サイズ約132.0(幅)×90.4(高さ)×91.7(奥行)mm
レンズマウントキヤノンRFマウント
液晶モニター
形式TFT式カラー液晶モニター
サイズ3.0型(画面比率3:2)
ドット数約162万ドット
ファインダー
形式OLEDカラー電子ビューファインダー
サイズ0.39型
ドット数約236万ドット
視野率約100%
ボディー内手ブレ補正搭載
写真性能
RAW/bit数-
常用ISO感度100-32000
連射撮影速度高速連続撮影+
最高約15コマ/秒 (メカシャッター/電子先幕)
最高約30コマ/秒 (電子シャッター)
バッテリー
撮影可能枚数
ファインダー[なめらかさ優先]設定時
約380枚(ファインダー撮影時)
約660枚(モニター撮影時)

ファインダー[省電力優先]設定時
約500枚(ファインダー撮影時)
約770枚(モニター撮影時)
動画性能
最大解像度4K/60P
バッテリー
撮影可能時間
4K Fine:約2時間/4K:約3時間

おすすめポイント

・ボディ内手ぶれ補正搭載
・EOSR3と同等レベルのAF性能

3250万画素の高画質、かつ、電子シャッターは30コマ/秒なためにどんな被写体でも撮れる性能。

同時期発売のEOSR10よりは高値であるものの、ボディ内手ぶれ補正が無く、EVFや連射性能も劣ると考えると、長く使うにはEOSR7一択。

暗い場所での撮影は期待できない

APS-Cセンサーであるものの、3250万画素だと十分に光がない夕方や夜には写真にノイズが発生しやすいかも。

もし、星空などの高感度性能(暗所撮影性能)が必要になる環境での使用が想定されるならフルサイズカメラを検討してください。

EOSRP

カメラ性能スペック詳細
有効画素数約2620万画素
センサーサイズフルサイズ
重量約485g(バッテリー、カードを含む)/約440g(本体のみ)
サイズ約132.5(幅)×85.0(高さ)×70.0(奥行)mm
レンズマウントキヤノンRFマウント
液晶モニター
形式TFT式カラー液晶モニター
サイズ3.0型
ドット数約104万ドット
ファインダー
形式有機ELカラー電子ビューファインダー
サイズ0.39型(4:3)
ドット数約236万ドット
視野率約100%
ボディー内手ブレ補正なし
写真性能
RAW/bit数14bit
常用ISO感度100~40000
連射撮影速度高速連続撮影
最高約5.0コマ/秒
バッテリー
撮影可能枚数
-
動画性能
最大解像度4K/24P
バッテリー
撮影可能時間
-

おすすめポイント

・フルサイズ
・コンパクト

フルサイズセンサーを搭載していながら、価格は現在の販売価格でおおよそ13万円とかなりお手頃。それでいて他のAPS-C機と変わらない重量感やサイズ感で女性などにもおすすめできるフルサイズ機として唯一無二の存在。

当然RFレンズをクロップなしで使えるため描写力はお墨付き。カメラをグレードアップしてもレンズはそのまま資産として使えるため、私としては中古のEOSRPを購入して費用を抑え、レンズに投資するのが一番おすすめしたい選択です。

AFの性能と液晶モニターが微妙

EOSRシリーズの最初期の機種ということもあって、AFなどはそこまで賢く感じないレベル。ピントが合うのに時間がかかることが多々あるため、動物や乗り物などを撮りたい人は要注意。

液晶モニターは白があまり綺麗とは言えない印象。スマホの美麗な映像に慣れているとプレビューなどの際に若干気になるかも。(液晶の映像は汚くても撮れる写真は美しいです)

Sony

ZV-E10

カメラ性能スペック詳細
有効画素数約2420万画素
センサーサイズAPS-C
重量約343g(バッテリー、カードを含む)/約299g(本体のみ)
サイズ約115.2(幅)×64.2(高さ)×44.8(奥行)mm
レンズマウントEマウント
液晶モニター
形式TFT駆動
サイズ3.0型
ドット数921 600ドット
ファインダー
形式-
サイズ-
ドット数-
視野率-
ボディー内手ブレ補正なし
写真性能
RAW/bit数14bit
常用ISO感度100-32000
連射撮影速度Hi+時
最高約11コマ/秒
バッテリー
撮影可能枚数
約440枚
動画性能
最大解像度4K/30P
バッテリー
撮影可能時間
液晶モニター使用時: 約80 分

おすすめポイント

・EVFが非搭載なためにコンパクト
・V-Logカムなために動画も撮れて写真性能も十分

スマホよりも綺麗な映像や写真を撮りたいライトなユーザーにおすすめしたいカメラです。

手ぶれ補正が微妙

ボディ内手ぶれ補正は非搭載。かといって電子的な手ぶれ補正は一番強い状態にすると画角が狭くなる。

値段を考えれば仕方のない部分ではあるものの、動画をメインで使うのであればアクションカメラの方が満足できるかもしれないです。

Nikon

Z30

カメラ性能スペック詳細
有効画素数2088万画素
センサーサイズAPS-C
重量約405g(バッテリー、カードを含む)/約350g(本体のみ)
サイズ約128(幅)×73.5(高さ)×59.5(奥行)mm
レンズマウントニコン Z マウント
液晶モニター
形式バリアングル式3.0型TFT液晶モニター(タッチパネル)
サイズ3.0型
ドット数約104万ドット
ファインダー
形式-
サイズ-
ドット数-
視野率-
ボディー内手ブレ補正
写真性能
RAW/bit数12/14bit
常用ISO感度100-51200
連射撮影速度高速連続撮影(拡張)
約11コマ/秒
バッテリー
撮影可能枚数
静止画モード(撮影可能コマ数):約330コマ
動画性能
最大解像度4K/30P
バッテリー
撮影可能時間
動画モード(動画撮影可能時間):約75分

おすすめポイント

・使い勝手のいい静止画・動画性能

Z50のEVFを無くし、バリアングルモニターを搭載したようなカメラ。Zシリーズの中では最もコンパクトな部類。

写真と動画には従来のピクチャーコントロールという色味を変える機能の他にクリエイティブピクチャーコントロールを搭載しているため、より細かな調整でスマホでは味わえない映像表現が可能。

V-logカムなためにアクセサリー等も充実している。

バッテリーがあまり持たない

静止画モード(撮影可能コマ数):約330コマ

動画モード(動画撮影可能時間):約75分

と正直少ない印象。USB経由の充電に対応してるため予備バッテリーが必要か否かは使用者の判断ではあるもののバッテリーひとつでは1日の使用には不安が残ります

Z fc

カメラ性能スペック詳細
有効画素数約2088万画素
センサーサイズAPS-C
重量約445g(バッテリー、カードを含む)/約390g(本体のみ)
サイズ約134.5(幅)×93.5(高さ)×43.5(奥行)mm
レンズマウントニコン Z マウント
液晶モニター
形式0.39型XGA OLED
サイズ0.39型
ドット数約236万ドット
ファインダー
形式0.39型XGA OLED
サイズ0.39型
ドット数約236万ドット
視野率約100%
ボディー内手ブレ補正-
写真性能
RAW/bit数12/14bit
常用ISO感度100~25600
連射撮影速度高速連続撮影(拡張)
約11コマ/秒
バッテリー
撮影可能枚数
・モニターモード[ファインダーのみ]時:約310コマ
・モニターモード[モニターのみ]時:約360コマ
動画性能
最大解像度4K/24P
バッテリー
撮影可能時間
・モニターモード[ファインダーのみ]時:約80分
・モニターモード[モニターのみ]時:約80分

おすすめポイント

・レトロな雰囲気
・現代カメラの性能を併せ持った高性能

像面位相差AFとコントラストAFを自動的に切り換えるハイブリッドAFを搭載しながら、見た目はかつてのNikonFM2を思わせるような外観デザインでNikonのカメラや他社のカメラと比較しても群を抜いてファッションのアクセントとしても使用できそうな洗練された見た目。

カメラもおしゃれアイテムのひとつと考える方におすすめしたいカメラ。

ISO感度設定がしにくい

見た目に重きを置きすぎたのか理由は不明ですが、ダイヤル切り替えの際中央ロックボタンを押しながらでないと、ダイヤルが回らない仕組み。

それでいて、ISO感度をカメラ側で自動に切り替えてくれるISOオートの機能をダイヤルやカスタムボタンに割り当てることができないために使い難いUIになっています。

Fujifilm

X-S10

カメラ性能スペック詳細
有効画素数約2610万画素
センサーサイズAPS-C
重量約465g(バッテリー、カードを含む)/約415g(本体のみ)
サイズ約126.0(幅)×85.1(高さ)×65.4(奥行)mm
レンズマウントFUJIFILM Xマウント
液晶モニター形式
形式バリアングル式タッチパネル付きTFTカラー液晶モニター
サイズ3.0型
ドット数約104万ドット
ファインダー
形式有機ELファインダー
サイズ0.39型
ドット数約236万ドット
視野率100%
ボディー内手ブレ補正センサーシフト方式5軸補正
写真性能
RAW/bit数14bit
常用ISO感度160~12800
連射撮影速度約30コマ/秒
バッテリー
撮影可能枚数
約325枚(ノーマルモード時) 
動画性能
最大解像度4K/30P
バッテリー
撮影可能時間
[4K] 約40分(29.97p時)
[Full HD] 約40分(59.94p時)

おすすめポイント

・6段のボディ内手ぶれ補正搭載

この価格帯にしては珍しくボディ内手ぶれ補正機構を搭載。最高5軸6段とおまけ程度ではないのが良いところ。

X-S10だけではいですが、サイレント撮影(ES)の設定ができるのも一つの特徴。美術館や子供の行事などでシャッター音を無音にしたい人におすすめのカメラ。

対応SDカードはUHS-Iまで、防塵防滴非対応

SDカードにはUHS-IとUHS-IIが存在します。基本的に現代のカメラであればどちらも使えるのが普通ですが、X-S10はUHS-Iまで。RAW撮影する場合は記録に時間がかかる可能性があります。

また、防塵防滴は対応なので、雨の日などの使用には要注意。

予算がある方は後継機のX-S20もあるのでご検討ください。

最後に伝えたいこと : 軽い・重量バランスが重要!

今回はカメラボディーでコスパの良いものをご紹介しましたが、性能の他にもレンズ込みの重量も重要です。

カメラボディーがいくら軽くてもレンズが重い場合は、重量バランスが崩れて手首に負荷がかかり、余計に重く感じるパターンもあるので、レンズ群も考慮に入れながら選ぶとより納得のいく買い物ができると思います。

以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!

-カメラボディー, ミラーレス一眼カメラ, 機材解説
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