自分の写真は他の人と比べて個性がない。そんな風に悩んだことないですか?
僕はこんな風に悩んだ時期が1年くらい続きました。そのときあれこれ考えた「個性とは」ということについて僕の行き着いた現段階の答えをあなたに伝えたいと思います。もし同様に悩んでいるなら、その一つの回答だと思って見て貰えると嬉しいです。
個性について追求したいと考えている人必見の内容です。
この記事で学べること・写真における個性の出し方
写真における個性とはあなたの生き方・人生そのものである
なんか意味不明なこと言っているぞ。と思われたかもしれないですが、僕なりの個性の答えは
これまでに培われてきたモノの見方・価値観
これに行き着きました。
もっと表現としての色とかじゃないのかと思ったかもしれません。しかしそれは個性ではない気がしたのです。
そもそも個性とは何か
そもそもの定義として個性ってなんだろうと思いませんか?
個性=他人と違うこと、こう解釈して奇抜さや独自性を追い求める人がいますが、それは本当に個性なのでしょうか。
写真に例えるなら、色味を変えたりすることで独自性などは表現できるかもしれません。しかし、あくまで写真である以上似たような表現は世界を探せばあるわけです。
人間、自分と似た顔の人が世界には3人はいるというように。すると独自性、世界に1人だけのようなものは普通に成り立たないですよね。
僕はこれをやろうとして色んな作品を真似て、自分なりに変えてを繰り返しやっていましたが、基本的に似たような色味な写真があるんですよね(笑)
僕が作ったプリセットの量を見てやってください。全部で60くらいあります。
自分の好きを追求すること
写真を始めたとき、どんなものを撮影していましたか?どんな写真を撮りたくてカメラを買いましたか?
そこにあなたの個性が眠っていると僕は感じます。
僕が個性について悩んだ時、人と違う表現を求めていた時、自分なりの答えが出たのはInstagramの初期投稿を見返したときです。構図など下手なりにもなんだか心に響くものがありました。
実際フォロワー数に関係なく400いいねくらいはついてました。当時のアルゴリズムのおかげかもしれませんが...
もちろん当時の感性が自分だと信じてそれを真似るのは前章の個性とは何かと同じ道を辿るので、当時の想いをフックに今の好きを大切にしてあげることが重要です。
自分なりの好きが見つかったら
写真において重要な要素は「何をどう撮るか」だと私は思っているので、あなたはあなたなりの見方で写真を撮ってください。自由にです。人と違うように撮ろうなど思わなくてもいいです。好きな被写体を好きなように撮るだけであなたの個性は見えてきます。
撮影
きっと同じ景色を見ても身長や姿勢など身体的差異でも見ている景色は若干違います。特にこれまでの人生で培った知識などでも見ている場所が違います。これまで歩んできた人生と密接に紐づいているわけです。
なので、自分の好きを追求すれば勝手に個性は生まれます。
私は田舎育ちで子供の時に見た、夏の空が好きだったのでそれを再現したいと思って撮った作品は自分でもお気に入りの写真です。きっと同じ構図や色の人はいるでしょう。でも僕は地元で撮影した思い出深い場所であるこの写真をとても気に入っています。
SNSでもエピソードなど加えるとよりこの写真に個性、僕のありのままが表現できます。
典型的なパターンですが、SNSでバズろうと考えていると真にいい作品は生まれません。というより、バズってもそれは一発屋で終わると思います。
作り手がどんな想いや考え方をしているのか、写真を通して伝わる人柄に惹かれて作品も好きなるパターンが多いので、自分のない作品は作品だけ消費されて忘れ去られます。
レタッチ
好きな映像作品があればそれを真似てもいいですし、そのほかにも好きな写真のテイストがあればそれを参考にしてください。
表面だけ真似るのダメなんじゃないの?と思われたかもしれませんが、真似ること自体が悪いのではなく、人と違うことを目指して真似るのが苦しくなる原因となるのでやめた方がいい、ということです。
なので、自分がジブリの色味が好きであれば、その好きを大切にして写真にもそのテイストを反映させてあげればいいのです。
そうすればもっと自分が、自分の作品を好きになれますよね!自分の好きな要素を詰め込んだものなら作品にも愛着が湧いてくると思います。
自分で考えるのが面倒であれば誰かが販売しているプリセットを使ってもいいと思います。僕も販売しているので興味があればどうぞ。
調べるとほかにもたくさんあるので僕のに限らず、たくさん調べて見ると楽しいですよ!
https://www.curbon.jp/pages/curbon-lightroom-presets
国内で一番大きいらしいサイトのリンクを貼っておきます。(案件ではないので安心してください)
まとめ : 自分の写真を自分が好きだといえるように
長々と自論を述べてきました端的に言えば、自分の写真を自分が好きだと自慢できるようになるのがベストだと思います。
結構な割合で自分の写真あんまり好きじゃないですって方いるんですよね。僕も少し前まではそうでしたし。他人と比べて下手だからとか、もっと上手に撮れると思っていたんでしょう。
そんなものは初期段階では大切ではなく、後から勝手に身につくもので、写真を好きであること、究極的には写真を撮っている自分を好きになることが個性を生み出す重要な要素なのではないでしょうか。自分を大切に。
人と同じように見えても一人ひとり必ず違うものなんです。無理に独自性を考える必要はありません。
以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!