家でできる!写真撮影のセンスを磨く3つの方法

2022,12/07

「センスは理論から」ナショジオの本の言葉です。正にこの通りで「私ってセンス無いかも」と思っている人がいても、それはすべてが天性のものではなく知識や経験で補えるもの。

そこで今回は、家でできるセンスを磨くためにできることを3つ紹介していきます。

自分にセンスがないと感じている人必見の内容です。

この記事で学べること
工藤瑛志
・写真のセンスを写真以外で磨く方法

・写真の分析方法

家でできる!写真撮影のセンスを磨く3つの方法

そもそもセンスと言っても写真だと「撮影のセンス」「編集のセンス」など工程によってセンスの意味合いが異なると思います。

今回の記事ではタイトル通り、撮影のセンスを磨く方法に重点を置いていきたいと思います。

  • 写真以外の芸術・作品に触れる
  • 人の作品をたくさん見る
  • 好きな写真を集めて分析

センスを磨くための重要なポイント

まず、すべての方法に共通しているポイントは、"自分に無い新たな視点を手に入れること"です。

センスを磨く上でのセオリーは構図などの技術面を学ぶことも重要ですが、それと同じくらい物の見方を色んな方向からできることが重要だと僕は考えています。

写真以外の芸術・作品に触れる

写真だけでなく絵画を見たりするのも効果的ですが、私はアニメや映画を見るのも学びがあると考えています。

特に色の演出や構図、レンズ選びは考え抜かれて構成されています。

こういった解説動画も今ではゴロゴロ転がっているので、ストーリーを楽しむだけでなく、演出を自分なりに解釈・分析していくのもセンスを磨くひとつの方法です。

また、アニメはカメラの動きが自由ですから再現できるかはさておき想像力を養うのに最適です。また、光の新海誠作品やヴァイオレット・エヴァーガーデンは光の使い方が秀逸なので、屋外撮影での光の使い方のアイデアを貰えます。

人の作品をたくさん見る

具体的にたくさんの写真を見てどうするかというと、撮影方法をトレースしてみることが最も効果的だと思います。

焦点距離や設定、身体の体勢、画像外の風景などをイメージするとその人の思考が見えてきます。あなたが自分の写真を撮った状況を思い出せるように、もし自分がいいな!と思う写真の撮り方を全て想像できるようになれば、再現可能ですよね。

もちろんものすごく難しいことなので大変ですが、やはり真似が一番センスを磨くにも上達にも効果があります。現地に赴いて同じ構図で撮影するのはこの意味でかなり学びがありますね。

最初のうちは、広角・望遠といったレンズの種類とF値、撮影の意図した構図がわかるようになればめっちゃ上手くなります。

構図が分からない方は本で一気に勉強してしまうのがおすすめです。

個人的におすすめなフォトグラファーさんたちを参考までに掲載しておきます。

テーブルフォト│茶々 | Chihaya Kudo | 時を止めるフォトデザイナー

風景│friend , Koki Ueda

動物│Yoshi , Ryosuke Miyoshi@ 猫写真家 ねこ 子猫 こねこ

飛行機│muku*airplane photo galleryー✈︎

夜景│Dai

ポートレート│たけたろ | 愛知ウエディング前撮りカメラマン

検索する上でぜひ見て欲しいサイトはこの4つです。もちろんSNSでもいいですが、キュレーションメディアの方が一度に色んな人の作品を見れるため効率がいいです。

1x

Editors' Choice

Flickr Explore

Unsplash

好きな作品を集めて分析

ただ写真を見るだけでもいいですが、もっと効果的な方法はやはり分析すること。

人の写真をたくさん見るなかで、最初のうちは、広角・望遠といったレンズの種類とF値、撮影の意図した構図を想像するのが大切だと述べました。

主にすることはこれと同じで、逆に自分の好きな写真を集めてこれをすることで、自分が良いと思う作品の共通点が見えてくると思います。もちろん好きなアニメ切り抜きシーンでもいいです。

僕の場合は基本的に、色が濃く・横長(2:1)な写真が好きです。

こんな感じで好きな作風が理解できたら、それの上位互換の作品を頑張って探してみてください。

僕の場合だと新海誠作品とヴァイオレット・エヴァーガーデンがそれで、背景画集を買い漁って見まくりました。

これをすることで自分に足りないセンス(技術)が具体的にどんなものか分かるので、それを補っていきます。

これが完了すればひたすらループで、写真や写真以外の芸術・作品にたくさん触れてください。とにかく感性はブラッシュアップさせて尖らせることで、同じ景色でも違う景色が見えてきます。

まとめ : とりあえずやってみようの精神

今回最も伝えたかったことは、センスは磨けるものでそれは写真以外の作品でもいいということです。

もちろんこのやり方があなたにとって最適解かどうかは分からないですが、作り手が命を削って生み出した作品には必ず学ぶことがあります。

以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!

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