カメラを趣味にするかどうか検討中。そんな人に伝えたい楽しさ・面白さがあります。
今回は風景写真家としての活動をしている僕が感じた、カメラの醍醐味を体験談を交えて紹介していきます。
あとひと押し背中を押してほしい人必見の内容です。
この記事で学べること・何歳になっても趣味として楽しめる理由
カメラは一生の趣味になる3つの理由
カメラは一生の趣味になる理由と面白さは抽象的に表現するとこの3つになると私は考えています。
ココがポイント
・被写体が世界そのもの
・眼と脳の延長線上
・撮ったり編集したりがちょっと難しい
以下でもう少し具体的にお話します。
被写体が世界そのもの
カメラは他の趣味と一線を画すのはいつでも楽しめることだと思います。カメラは道具なので例えるならサッカーであればボールに相当し、音楽であれば楽器に相当するものです。
しかし、同じ道具でありながらサッカーボールを使えるタイミングは試合のときなどですよね。楽器も使えるのは室内です。
つまり、カメラは常に携帯でき、歩いていても動いていても、朝でも昼でも夜でも、春夏秋冬関係なく使うことができます。それでいて被写体はあなたの見る世界そのものです。
何を撮るか、どう撮るかはあなた次第です。
私はカメラ以外にも好きなのが綺麗な風景やアニメ、動物が好きです。なので写真が上手くなったことでそれらを上手に自分なりの好きな表現でずっと時間を止めて保存できるようになりました。後から見返す思い出が最高に綺麗に残せるのは案外いいことです。
眼と脳の延長線上
いうまでもないことですが、私たちが見ている映像は眼に入った光が神経を通り信号として脳で処理されているからです。カメラもこれとほぼ同じ仕組みです。なので、前述しましたがカメラは持つ人の世界が反映されます。
以前、知り合いの写真が趣味のパパさんが子供にカメラを渡しました。当然普段はパパ目線での子供の姿やママさんの姿がカメラには刻まれています。しかし、子供にカメラを渡すと写された写真は子供から見たパパとママの笑顔でした。
非常に美しい記録だなと思ったことを今でも鮮烈に覚えています。車の後部座席からの写真もありました。まさに子供からみた親の姿。自分の過去の記憶と被ったものでした。
なので、他人が残した写真を見たりするのがとても楽しく、そういった人達と共通の趣味としてつながりができるのはとても楽しいです。
撮ったり編集したりがちょっと難しい
一眼カメラの場合はスマートフォンよりも撮影、特に編集(レタッチ)する場合は知識が必要になります。
ただこの複雑さが奥深さを構築しています。優れた写真を撮るにも様々な知識が必要で、機材の特性や光、構図や眼の癖などを知る必要があります。
この辺りの知識は深掘り解説できるので、詳しく勉強したい方はこちらの記事をどうぞ。
シャッターを押せば写真は撮れますが、良い写真を撮るには覚えることがたくさんなので、勉強すればするほど上達しそれにキリがないです。スポーツと異なり年齢を重ねてもできる趣味なので、ずっと突き詰めることができます。
毎年自分の趣向も異っていくので、同じ写真を毎年レタッチすると変遷があって不思議な気分になります。
あくまで私の経験ですが、色に関する知識や人が何に美しさを感じるのかなど今まで知ることのなかった芸術関連の理論について知ることができたのはとても貴重な体験でした。
まとめ : カメラは高いが得られる経験を考えれば安い!
あえて得られる体験にフォーカスして面白さをお伝えしました。カメラの機材は非常に高価ではありますが、思い出の記録の道具として得られる体験や周辺知識はとても面白いものです。
カメラは資産価値としても他の道具と比較して目減りしにくいので迷っている人は一度体験してから考えてみてもいいと思います。
具体的なリセールバリューなどについて触れた記事はこちらの記事をご覧ください。
以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!