【サブ三脚】Manfrotto Elementトラベル三脚の購入・使用レビュー|1週間

2023,06/03

持ち運びが容易にできる三脚の種類、トラベル三脚。その中でもコスパの良いマンフロットのトラベル三脚。

今回は、サブ三脚として購入してみたので開封から1週間使用した感想などをまとめました。

Manfrotto Elementトラベル三脚を購入しようか、カタログスペックだけではない実際に使用した感想を知りたい人必見の内容です。

商品概要

マンフロットのトラベル用三脚に新たなラインナップとして、elementシリーズが加わりました。格納高がわずか32cmで最長143cmの使用のコンパクトなモデルとなります。自重はわずか1.15kgながら最大耐荷重は4kgとなります。また、3段開脚セレクターを使うことで、素早くセットアップできるため、初心者の方でも比較的容易に三脚を使った撮影を楽しめるようサポートいたします。 この三脚の外観は、スタイリッシュなアルミデザインとなっています。

https://www.manfrotto.com/jp-ja/collections/supports/element-collection/
ブランドマンフロット(Manfrotto)
レッド
材質アルミニウム
商品重量1.05kg
重量制限4kg
最大高143cm
三脚ヘッドタイプボール雲台()
最低身長36cm
脚の直径22mm
  • 【小型&コンパクト収納】Elementシリーズのアルミ製の中でも小型で格納高がわずか32cm、最長143cmのコンパクトサイズです。さらに、自重もわずか1.15kgと軽量なので持ち運びに便利なトラベル三脚です。 
  • 【開脚調節が可能】シンプルな操作で開脚角度を3段階に調整できる開脚セレクターを搭載しています。初心者の方でも簡単に三脚を使って撮影を楽しめます。 
  • 【キャリングケース付属】携帯に便利な専用キャリングケース付きです。 
  • 【サイズ】アルミニウム製、5段、全伸高143cm、伸高127.5cm、最低高36cm、格納高32cm、自重1.15kg、最大耐荷重4kg
  • 【対応メーカー】主要カメラブランドの取り付けに対応しています。CANON(キヤノン)/SONY(ソニー)/FUJIFILM(富士フィルム)/Panasonic(パナソニック)/OLYMPUS(オリンパス)/Nikon(ニコン)等。

ファーストインプレッション

見かけ以上の重量感

カタログスペックは1.05kgですが、コンパクトな分、詰まっている印象を受けました。

サブ三脚として購入したつもりですが、、メイン三脚とこの三脚の2本持ちはかなり体力が持ってかれます。これをメインで登山などに持っていくにはギリギリ耐えれるレベルだと思います。

脚が開きにくい

動画でなら伝わると思いますが、足のナットがかなり強力に締められているため付属の六角レンチで緩めないとかなり使いにくいです。

これに関しては自分で調節可能なので特段マイナスポイントになるわけではないですが、気になったので書かせてもらいました。

脚の開脚角度が丁度いい

3段の調節が可能で一番狭い開脚状態だと屋外の使用では風などで倒れる心配がありました。

調整自体は動画のようにとても簡単で扱いやすいです。

しかしこの写真のように、2段目や3段目にすれば高さは低くなるものの、安定性は向上するので、非常に満足です。

屋外で使用した感想

5段は扱いにくい

これはコンパクトさとトレードオフの関係なので、人によって評価は変わると思います。

私の場合、動画撮影用で伸縮させる機会が多くしばらく三脚から離れることが多いので、脚のナットが4個もあると回す量が多く、脚先に行くほどパイプ径が細くなるので3段から4段くらいがベストだと感じました。

写真撮影で常に自分がカメラを保持する場合は特に問題ないと思います。

汚れが気になる人にはお勧めできない【マイナスポイント】

屋外でおおよそ3時間ほど撮影していました。そこまで砂埃などひどい環境ではないものの、強風な環境。

足の伸縮部のゴムが少し粘り気があるのか、砂埃がつきやすい状態でした。写真のようにけっこう汚れました。

ちなみに私のメイン三脚のVelbonの三脚の状態が同じ環境でこれほど違うとなると汚れを毎度拭いたりするのが面倒な方は、屋外での使用はしないようがいいかもしれません。

総括:コンパクトさと剛性を求めるならオススメ

全体的に剛性も高く1万円を切っているので、とりあえず三脚が欲しい人や、サブとして欲しい人にはお勧めできる三脚です。

自由雲台で使いやすくアルカスイス互換なので、他の三脚とも併用して使うことが可能です。高さもそこそこ出るので、女性でも扱いやすい三脚です。

+1万円ほど出せばカーボンにもできますが、その必要性はあまり感じませんでした。というのも、もともとコンパクトな部類の三脚なので、カーボンのメリットの恩恵を感じにくいと思います。

最大耐荷重4kgとありますが、せいぜい2kgが扱うには限界だと思います。1kgを超える人はもう少し大きな三脚の導入を検討してみてください。

最後に伝えたいこと : 三脚選びは妥協禁止

カメラの重量が700-1kg近い人は段数が少なくパイプ径が太い三脚が必要だと思います。そうするとアルミニウムでは重くなるので、必然的にカーボンの方が良くなります。

つまり、使う頻度が多くなりそうな人はぜひ奮発して大きめの三脚を購入を検討してみてください。三脚は長い年数使うことになるので、値が張っても最終的には元がとれると思いますよ。

以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!

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