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【一眼カメラ】センサーサイズはフルサイズのメリットが大きい理由

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【一眼カメラ】センサーサイズはフルサイズのメリットが大きい理由

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わざわざデカい・高いフルサイズ機ってどんなメリットがあるのか知りたいですよね。

そこで今回は、構造から分解してメリットを紹介します。

納得感をもって理解したい人必見の内容です。

この記事で学べること
・フルサイズという構造の優位性

・中判ではなくフルサイズが人気な理由

センサーサイズはフルサイズのメリットが大きい理由

概要はこんな感じです。これらによってフルサイズ機のメリットは大きくなっています。

  • センサーサイズの恩恵
  • 各社の力の入れ方
  • 供給数の多さ

以下詳しくみていきましょう。

センサーサイズの恩恵

これからの説明を理解するために大きさの違いを実感してみてください。

※1/2.3型はスマホなどに搭載されているセンサーサイズ

画質を左右する画素数

画素数とは、1画面に表示されるピクセル数のことを指します。

ピクセル数が多いほど、1画面における画素の密度が高くなりに、高解像度、高精細な画像になるということです。

同じ画素数でセンサーサイズだけ変わる場合、同じ1画素でも大きさが全く異なります。

25画素

しかし、単純に画素数が高い=高画質というわけではないのでご注意を。理由について気になる方はこちらの記事をどうぞ。

高感度耐性

先ほどの画像の通り、1画素が大きいと光を沢山取り込めるのでノイズがでにくく高感度に強くなります。

もっと詳しく

SN比といってノイズのパラメーターがあり、「収集しようとする信号量」に対する「画像ノイズ」があり、これを改善する方法として、1画素にあたる光の信号を多くする方法があるためです。

ここらへんは専門用語で解説すると理解も大変になるので、簡単で失礼します。

つまり、夜景や星景などを撮影する人はフルサイズ機にするのがマストです。

もちろんフルサイズ機でも画素数の大小はあるので、一概に言えませんが基本、画素数が多いほど精細な画像にはなります。しかし、高感度には弱くなっていきます。

つまり、何でも画素数が多ければ多いほど良いわけではなく目的に沿って画素数は選ぶ必要があります。

画素数が大きい(5000万画素以上くらい)画素数が少ない(2000万画素くらい)
光が十分にある環境夜などの光が不十分な環境
大伸ばしで(A0~)印刷する人大きくてもA1くらいまでしか印刷しない人
トリミングする前提の人トリミングはあまりしない人
簡単な目安

画角の関係でボケやすい

多くの方が聞いたことがあると思われる35mm換算。

簡単にいうと同じ焦点距離でも、フルサイズ機とAPS-C機とでは画角が変わるため計算をする必要がある。ということですが、この関係でフルサイズはボケやすくなっています。

どういうことかというと、フルサイズ機とAPS-C機の画角を同じにするためには、  フルサイズ機基準だとAPS-C機の焦点距離を短くする必要がありますよね。

同じ50mmでも、撮影できる範囲はこれだけ異なりますから。

ボケは焦点距離や被写体と背景の距離、カメラと被写体の距離などで変わります。

焦点距離は長いほどボケやすいのでフルサイズ基準の場合実際は、APS-Cの焦点距離÷1.5するためにボケにくくなっている、ということです。

ここら辺のややこしい話の深堀はこちらの記事をどうぞ。

記録できる光の幅と色

センサーサイズは大きいほどダイナミックレンジが広くなる傾向があります。

ダイナミックレンジとは、簡単にいうと記録できる光の幅のことですが、これが広いとRAWで現像する際にレタッチしやすくなります。

こんな感じで記録された光の幅が大きいほど黒く潰れたり、白く飛んだりしていても復元できます。

詳細はこちらの記事をどうぞ。

また、ビット深度というものもありますが、これ自体はセンサーサイズによっての影響よりも、技術的進歩によって変わる印象です。

各社の力の入れ方

どのカメラメーカーも力を入れるのはフルサイズ機です。

レンズの種類を見てもらえれば分かるようにかなり差があります。

フルサイズ用APS-C用
CanonEFレンズ : 45
RFレンズ : 28
EF-Sレンズ : 6
RF-Sレンズ : 2
NikonFマウントレンズ(FXフォーマット) : -
Zマウントレンズ(FXフォーマット) : 28
Fマウントレンズ(DXフォーマット) : -
Zマウントレンズ(DXフォーマット) : 3
SonyEマウントレンズ(35mmフルサイズ) : 46Eマウントレンズ(APS-Cフォーマット) : 23

もちろん、フルサイズ機のレンズはAPS-C機にも使える場合が多いというのもあります。

しかし、その逆は使えてもクロップされたりしてしまうので、基本的に使い物にならないのです。

もし本気でやりたいならば、レンズの選択肢が多い方が便利なのは言うまでもないですよね。

初心者こそフルサイズを買え!

最近はミラーレス機の登場などでAPS-C機もフルサイズ機もあまり価格が変わらなくなってきています。

売値もフルサイズ機の方がいいので、もしセンサーサイズや価格で悩まれている方は思い切ってフルサイズを買ってしまうのもいいかもしれません。

中判とフルサイズはどっちがいいか

これまでの説明で写りに関しては中判の方がいいのかなと思われた方がいると思います。

それはその通りです。ですが、価格や選択肢の多さ、データ管理の大変さを考えると一番フルサイズ機のバランスがいいと思います。

ただ、それらを無視しても写りにこだわりたい!という変態さんは中判を買って損はないと思います。

まとめ : 用途に合わせて検討

上記で述べたように画素数でのメリット・デメリットがあるように、フルサイズにもメリット・デメリットがあります。

基本的にメリットがデメリットを大きく上回るのであまり気にする必要はないですが、重さなどを懸念している方は、高性能コンデジなどを検討してみてください。

以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!

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Kudou Eishi

自然とカメラが大好きな21歳。 コロナ禍で本格的にカメラに夢中になり、Canon R6を購入。ブログ、YouTubeを立ち上げ、現在に至ります。

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