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今回紹介する方法は、RAWデータをスマホへ共有し、SNS等で扱えるようにする方法です。RAWデータの取り込み方法や保存の仕方について簡単に解説します。
この記事はこんな方におすすめ!
・RAWデータをスマホに共有したい人
・PCを経由せずにSDカードから、直接スマホにデータを取り込みたい人
※あくまで、私独自の方法を初心者の方に向けて解説しますので、ある程度知識が付いたら、環境に合わせて自分なりに改善することをオススメします。
RAWを共有する3つのパターン
私の思い付く限り、以下のパターンが存在します。
PCで写真を読み込む(RAW) → PC現像(RAW) → GooglePhotoやAmazonPhotoなどで転送(jpeg) → スマホでDL(jpeg) → 投稿(jpeg)
PCで写真を読み込む(RAW) → GooglePhotoやAmazonPhotoなどで転送(RAW) → スマホでDL(RAW) → モバイルで現像(RAW) → 投稿(jpeg)
SDカードリーダーを用いて取り込み(RAW) → 現像(RAW) → 投稿(jpeg)
※カッコ内の形式は読み込み時の形式です。
なお、RAWとJPEGについて違いが分からないという方は、以下の記事を見てからこちらの続きを見ることをオススメします。
PC上での作業
カメラで撮影したRAWデータは基本的にスマホなどでない限り、SDカードに保存されていると思います。それをまずは、PC内に取り込む必要があります。
ここでは詳しい説明はしませんが、取り込んでRAWをレタッチするのは、お好きなレタッチアプリを使用して下さい。
どれを選んだら良いかわからない方は、Lightroomを選ぶのが無難です。
理由は、一番メジャーなソフトなため解説が沢山あるからです。
RAWデータ保管先
PC上でRAWを扱う際、RAWデータをどこかに保存・保管する必要があります。その場合以下の3つが考えられます。
- 外附けHDD
- PC内のメモリ
- クラウド
通常であれば外附けHDDに保存しておくのがいいでしょう。
2つHDDを用意して、内容を重複させておくと安心です。HDDはよく不具合を起こしますので、データを復旧するとなると10万程かかることもあるので、HDDを2つ買う方が安く済みます。
クラウドサービスを用いたRAWデータの扱い
ここでは、保存先という意味ではなく、PCからモバイル端末への移行方法の媒介の役割として説明します。
主な候補としては以下の5つです。
- Google Photo
- Amazon Photo
- iCloud
- Adobe Lightroom
- OneDrive
ですが、正直 Google Photo / Amazon Photo / Adobe Lightroom の3択でAmazon Primeに契約していればAmazon、そうでなければGoogle Photoといった料金設定だと思います。また、モバイルでAdobe Lightroomを契約するなら、Adobeのクラウドサービスと個人の状況によって選択肢は変化します。
これらについて、さらに詳細を知りたいという方は写真データの保存方法についてまとめた記事をどうぞ。
Google PhotoのRAWは圧縮される!?
たまにGoogle PhotoのRAWは圧縮される等の趣旨の発言をされている方がいますが、以下のように同じ画像でも圧縮はされていません。


むしろ、1.0MB増えています!!!理由はわかりません!(笑)
恐らく、圧縮されてしまう、Jpegに変換されてしまう方は、無料のままだと圧縮される、有料の契約をしなければ非圧縮のサービスを受けれないことを知らなかったのでしょう。
直接モバイルに取り込む
方法としては以下のような外部SDカードリーダーを使います。
USB-Cは訳あり品しかリンクが見つからなかったです。すみません。
モバイル版Lightroomであれば、カードを差し込んだ際に自動で認識し、写真を読み込んでくれます。
スマホやタブレットの写真アプリが自動で起動し、写真を選択することで読み込めます。
以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!