カメラを始めて買う方などは、初めてのカメラ選びに大きく頭を悩ませると思います。そんな中、一眼カメラを導入しようとする方は必ず一眼レフカメラにするべきか、ミラーレス一眼にすべきかの2択を熟考する場合が多いでしょう。
そこで今回は、今からカメラを始めるなら絶対にミラーレス機を買うべき私なりの意見を紹介します。
カメラ選びで迷っている人必見の内容です。
この記事はこんな方におすすめ!・一眼レフかミラーレス一眼か迷っている人
今からカメラを始めるならミラーレス一眼を買うべき5つの理由
この5つが私の考えるミラーレス一眼を選ぶべき理由です。
- コンパクトさ(本体・レンズ)
- レンズ性能
- ファインダー
- AF性能
- カメラの進化
詳しく見ていきましょう。
コンパクトさ
基本的にどのメーカーも重量や筐体の大きさは、一眼レフよりもミラーレス一眼の方がコンパクトです。
例えば、Canonの5D MarkⅣとR5を比較するとミラーレス一眼であるR5の方が一眼レフである 5D MarkⅣ よりも150g軽くなっています。しかも性能はR5の方が優秀です。
レンズにおいての重量や筐体の大きさも同様で、ミラーレス一眼用のRF 70-200mm F2.8L IS USMの方が、 一眼レフ用のEF70-200mm F2.8L IS III USMよりも、473g軽く大きさも5cmほど小さくなっています。
この辺の数値的な違いについてはこちらの記事で比較しています。
レンズ性能
ミラーレス一眼は構造上、一眼レフカメラでは考えれないほど高性能でコンパクトなレンズを作ることができます。
私もそこまで詳しいわけではないですが、ミラーがない分、センサーとの距離を短くできることで、レンズ設計の自由度が上がったらしいです。もちろんこれだけではないと思いますが、とにかく性能を向上させつつコンパクトなレンズが設計できるために、最初はSonyの独壇場だったフルサイズミラーレスにも他のメーカーも頑張って本格参入しています。
ただ性能が向上した分、今は物価のせいかもしれませんが、レンズが本体よりも高いなんてことはザラにあります。
ファインダー
一眼レフのファインダーは光学式であるため、目で見た景色と変わらないものが映ります。それに対してミラーレス一眼のファインダーは電子式であるため、モニターと同様に露出やホワイトバランスが反映されたものをファインダーで見ることになります。
この随時、露出やホワイトバランスをシミュレーションしながら写真を撮影できるのがあまりにも便利過ぎるので、これだけのためにミラーレス一眼に乗り換えたくなるほどです。ヒストグラム等を表示できるのも便利です。
特に暗所など一眼レフではファインダーで見えないときなどに、ミラーレス一眼ではファインダーで確認しながら撮影できるので、ミラーレス一眼は老眼でも目が疲れないとよく聞きます。(笑)
また、EVFの遅延等を気にされる方がいますが、余程シビアな現場でない限りは気にしなくていいと思います。また、どうしても気になる場合は必ず店頭で実機に触れてみてください。
OVFとEVFの違いについてはこちらの記事で解説しています。
AF性能
CanonのRシリーズ、Sonyのαシリーズ、NikonのZシリーズ等の各メーカーの最近発売されているフルサイズミラーレス一眼にはすべて、瞳AFがついています。また、ミラーレス一眼は一眼レフに比べてAFの範囲が、縦横約100%のものが多くあるため、AFが一眼レフに比べて優秀です。
ほぼ自動で被写体にピントが合うので、撮影に集中できるのはありがたいですよね。
YouTubeで各メーカーのAF性能を確認
カメラの進化
ひと昔のカメラであれば、一旦発売されて仕舞えばそれ以降は経年劣化するだけで進化する・性能が向上するということは起こりませんでした。しかし、今のカメラはファームウェアアップアップデートによる進化が著しく、数年経ってようやく真価が発揮されるということも珍しくありません。
スマートフォンがOSのアップデートで機能が進化するように、ファームウェアアップデートでカメラも進化する時代です。
CanonのEOSRで起こった話ですが、とある段階のファームウェアアップデートにおいてAF性能が劇的に向上したことがありました。今まで一眼レフにおいて、そういった事例を聞いたことはないので、発売後も進化するカメラと考えると、ミラーレス一眼を選ぶべき理由にもなるのではないでしょうか。
まとめ
色々とミラーレスカメラを選ぶべき理由を解説しました。しかし結局のところは、自分が持ち出したくなるようなカメラを買うのが一番いいです。どれだけ良い機材を買っても、持ち出して撮影しなければ、ただの高級な置物ですからね。
この記事を読んで、カメラ人口が一人でも増えてくれたら、とてもうれしいです。
以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!