GoPro HERO 12 BlackはGoPro11から何が進化したのか|買うべき人・スルーするべき人

2023,09/08

GoPro HERO 12 Black(以下、GoPro12)はマイナーチェンジといったところで、見た目や機能に劇的な変化はありませんでした。しかし、ソフトウェアの部分でプロにとってよりGoProが使いやすくなる機能が搭載されたのも事実。

そこで今回は、GoPro11とGoPro12の機能の違いを比較し、どんな人にとってGoPro12を選ぶべき理由があるのか解説します。

どちらを購入しようか迷っている人必見の内容です。

GoPro HERO 12 BlackはGoPro11から何が進化したのか

目立って数字が変化したポイント、追加項目は合わせて4つほどありました。

進化ポイント
  • タイムコード同期
  • ワイヤレスオーディオ
  • ブレ補正がバージョンアップ
  • Maxレンズモジュラー2.0

スペック・機能を比較

目立って変わった項目は赤太字になっています。

カメラ性能GoPro11GoPro12
ボディー
有効画素数約2760万画素?
センサーサイズ1/1.9インチCMOS
重量約154g(バッテリー、カードを含む)
121g (バッテリーを除く)
サイズ約71.8(幅)×50.8(高さ)×(33.6奥行)mm
防水性能10m
バッテリー1720mAh Enduroバッテリー
背面モニター2.27インチタッチLCD?
前面モニター1.4インチカラーLCD?
レンズ口径F2.5
システムプロセッサーGP2
⚪︎
コネクタUSB-C
ボイスコントロール14種のコマンド
11言語 (6つのアクセント含む)
スケジュールキャプチャー⚪︎
タイムコード同期×QRコード読み取り
オーディオ
マイク3つ
ステレオオーディオ⚪︎
ノイズ低減3マイク処理
スピーカー11x15mm?
3.5オーディオマイク入力メディアモジュラー (H9B/H10B/H11B)
Pro 3.5mmマイクアダプター
ワイヤレスオーディオ×Airpodsやその他のBluetoothオーディオをサポート
バッテリー
充電時間
(0から100%まで)
約3時間 (1A / 5W)?
急速充電
(0から80%まで)
約2時間 (3A / 15W)?
写真性能
画素数2713万画素 (5568x4872)
動画からの切り抜き2469万画素 (5.3K 8:7ビデオから)
2116万画素 (5.3K 4:3ビデオから)
1587万画素 (5.3K 16:9ビデオから)
ズーム2倍?
写真出力SuperPhoto、HDR、標準、RAW
写真形式.jpg
.gpr (RAW)
写真タイマー3秒、10秒
バーストフォト
連写レート (フレーム / 秒)
自動、60/10、60/6、30/6、30/3、10/3、30/1、10/1、5/1、3/1
ナイトフォトのシャッター速度自動、30秒、20秒、15秒、10秒、5秒、2秒
動画性能
ビデオ解像度
フレームレート
5.3K (8:7) 30/25/24fps
5.3K (16:9) 60/50/30/25/24fps
5.3K (4:3) 30/25/24fps
-
4K (8:7) 60/50fps
4K (16:9) 120/100/60/50/30/25/24fps
4K (4:3) 60/50/30/25/24fps
-
2.7K (16:9) 240/200/120/100/60/50 fps
2.7K (4:3) 120/100/60/50fps
-
1080p (16:9) 240/200/120/100/60/50/30/25/24fps
5.3K (8:7) 30/25/24fps
5.3K (16:9) 60/50/30/25/24fps
-
4K (9:16) 60/50/30/25
4K (16:9) 120/100/60/50/30/25/24fps
-
2.7K (4:3) 120/100/60/50fps
2.7K (16:9) 240/200fps
-
1080 (9:16) 60/50/30/25
1080p (16:9) 240/200/120/100/60/50/30/25/24fps
カラービデオビット深度?
10-bit
8-bit
10-bit (4K以上)
最大ビットレート120Mbps
ブレ補正HyperSmooth 5.0HyperSmooth 6.0
水平ロック / 水平維持固定:リニア + 水平ロックレンズ
レベリング:カメラ内 (23-27*) で5.3K60、4K120、2.7K240、1080p240
ズーム (ビデオ)2倍 (1080)
1.4倍 (2.7K以上)
最大2倍
HindSight⚪︎
タイムラプス
TimeWarp
解像度TimeWarp 3.0 (最大5.3K)
ビデオ速度自動、2x、5x、10x、15x、30x
スタートレイル
解像度(16:9) と (4:3) で5.3K、4K?
シャッター速度30秒、10秒、5秒、2秒、1秒、0.5秒?
ライトペインティング
解像度(16:9) と (4:3) で5.3K、4K?
シャッター速度2秒、1秒、0.5秒?
ライトトレイル
解像度(16:9) と (4:3) で5.3K、4K?
シャッター速度30秒、10秒、5秒、2秒、1秒、0.5秒?
タイムラプス
解像度最大5.3K
ビデオ間隔自動、4秒、5秒、10秒、15秒、20秒、30秒、60秒、2分、5分、30分、60分0.5秒、1秒、2秒、3秒、5秒、10秒、30秒、60秒 
2分、5分、30分、60分
ナイトラプス
解像度最大5.3K
シャッター速度自動、4秒、5秒、10秒、15秒、20秒、30秒、60秒、2分、5分、30分、60分

5つの項目に差額8,000円分の価値を見出せるか

公式ショップでの本体価格差は8,000円です。そして変更点はこの5つなので、これらの機能が欲しいか否かでどの機種を購入すべきか変わってきます。

  • タイムコード同期
  • ワイヤレスオーディオ
  • ブレ補正がバージョンアップ
  • Maxレンズモジュラー2.0
  • 三脚ネジ穴の追加
  • タイムコード同期

    複数台にて映像を同時撮影する場合、後から編集を楽にするための機能で、映像クリエイター向けの機能です。

    YouTubeなどで複数台でのGoPro運用をする人にとってはかなり便利な機能だと思います。

    ワイヤレスオーディオ

    Bluetoothデバイスを用いたナレーションの追加音声によるリモート操作イヤホンでのアラートを聴くことが可能になり、画像のように離れた場所にカメラを固定した場合でも音声を追加することができるようになっています。

    おそらく、GoProの音とイヤホンの音を自動でミックスしてくれるのでしょう。

    ブレ補正がバージョンアップ

    5.0から6.0にバージョンアップしました。

    具体的にどの程度の段数、ブレが補正されるかは未知数ですが、より広角になるMaxレンズモジュールとの組み合わせによって、GoPro11よりは良くなっていると思います。

    Maxレンズモジュラー2.0

    引用:GoPro公式ストア : Max広角レンズモジュラー2.0

    GoPro12にのみ対応した新レンズモジュラーで4K60が視野角177°(通常時よりも横方向に36%、縦方向に48%の視野角拡大)手ぶれ補正強化され、傷への耐性が2倍、疎水性が向上しています。

    三脚穴の追加

    GoPro11でもサードパーティ製の製品を使って改造すれば、三脚穴をつけれましたが、純正でネジ穴が空きました。

    ※引用画像元は全て公式動画公式ホームページより

    買うべき人・スルーしても良い人

    趣味の記録用に欲しい人はスルー

    GoPro12に新しく搭載された目玉機能は見ていただいてもわかるように動画制作でお金を稼ぐ人向けの機能です。

    なので、両面にモニターがついたGoPro10から見た目やスペックなど、10.11.12と大きな変更点は特にありません。

    もちろん違いはありますが、カタログスペックや防水性能的にはGoPro10でも十分ですし、価格も4万円台なので、どうしても最新機種が欲しいという方でなければGoPro10であればGoPro12よりも2万円ほど安いので、こちらでも良いのではと個人的には思いました。

    一つ心配なのはバッテリーがGoPro10だと旧式で熱膨張の懸念があるので、ここが気になる方はGoPro11一択かと思います。

    動画制作者は確実に12を買うべき

    今回追加された機能はどちらかというと、プロ向けの機能が増えました。

    そのほかの変化については特に目立ったものがなく、マイナーチェンジです。ただ、レンズモジュラーがパワーアップしたことによる広角の恩恵はアウトドアスポーツなどの撮影をする人にとっては確実にプラスとなる変更点です。

    趣味で欲しい方も、価格差が2万円とかであれば、私も断言できず迷いますが、8,000円だということを考えると悩んだらGoPro12を買えばいいかなと思います。

    GoPro12についての詳細な機能はこちらの記事をどうぞ。

    最後に伝えたいこと : 大型アップデートは次回以降に期待

    様々なデバイスが成熟期を迎えており、大型アップデートするにも時間がかかるのが今のガジェット業界。

    かといって1年に一回は新製品を出さねばならない風潮もあるので、マイナーチェンジに留まる場合が多く、このGoProも例にも漏れずプロ向けの機能が多く搭載され、ソフトウェア面が強化された結果となりました。

    本当に自分にとって必要な機能なのか見極めることができれば、その分旧製品を購入したとしても満足できる買い物が可能なので、色々と比較検討してぜひお得に楽しく買い物していきましょうね。

    以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!

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