ミラーレス機とレフ機、技術進化によって同じ一眼にも変化が出てきました。多くのメーカーはレンズを、どちらでも使えるように工夫しています。
そこで今回は、一眼レフカメラのレンズをミラーレス一眼に使うメリット・デメリットについて私なりに考察してみます。
過去の一眼レフ機のレンズ資産がある人必見の内容です。
この記事で学べること・ミラーレスに旧レンズを付けると発生するデメリット
・今買うべきは新旧どちらのレンズか
ミラーレスに一眼レフのレンズを使う長所・短所を考察
工藤瑛志、私が使っているカメラ・レンズはCanonです。
今回の内容はどのメーカーにも当てはまるものとそうでないものがあります。
鵜吞みにせず、参考程度に
ココがおすすめ
・安価
・最新技術の恩恵を受けれる
ココがダメ
・長く、重くなる
・画質が劣るかも
・協調制御が上手く働かない
長所
安価
画角、F値、IS、USMと同じレンズでも新旧レンズでこのくらいは違います。もちろん、色々レンズ内の性能が格段に向上していることもあるので、単純比較はできないです。
しかし、ざっとこのくらい違うので、自分が欲しい性能に合わせて購入するのが賢い選択かと思います。
105,000円
224,000円
私も普段はCanonのR6を使っていますが、望遠レンズはEF70-300mm F4-5.6 IS II USMです。
CanonR6にEFレンズを付けている感想
映像は十分綺麗です。
価格も安くボディー内手振れ補正のおかげで、手持ちでも十分右のような写真を300mmの1/160sec程度でも撮影できます。
他にも作例をみたい方はこちらの記事をどうぞ。
ボディの恩恵でレンズが復活
例えば、カメラボディー側に手振れ補正機能が搭載されている場合。
従来のレンズでイメージスタビライザー(レンズの手振れ補正)がなかった場合、今までであれば三脚が必須のレンズでもある程度手持ちで使えるようになります。
以前何かの動画のコメントで、「歳を取り体力的に三脚を担ぐのが億劫になったが、手振れ補正の進化で必要なくなった」と仰っている方がいました。
正にこの通りです。
また、場所によって(ディズニーリゾート等)は三脚・一脚の使用は禁止されているので、そういった場所でも手振れしにくくなるのは非常に利が大きいと思います。
短所
長く・重くなる
言わずもがな、マウントアダプターが必要になったり、レンズそのものがミラーレス一眼用の物の方が小さいので、長く・重くなります。
このあたりの詳しい話は別の記事で。
画質が劣るかも
これは飽くまでも、技術的な進歩を考えた話です。
正直体感としては、あまり分からないものですが、光学テクノジーの進化によって収差等が抑えられていると思うので、一応取り上げました。
各社のレンズテクノロジーのサイトです。
協調制御が上手く働かない
新旧レンズだけでなく、サードパーティー製レンズにも言えることです。
もはやカメラも電子デバイスのようなものです。α7RVのAF性能や、FX30の手振れ補正機能などが言えるように純正かつそれ用に開発されたものでないかぎり、100%の力を発揮することは難しいと思います。
ただ、使い物にならないほど全くないです。私自身も特段ミラーレス一眼+旧レンズでも問題なく使えているので、まだまだ現役といえます。
まとめ : 売価込みだと新レンズ
未だに性能面ではどちらでもいいかなといった印象です。
ただ、新しいレンズの方が売価は当然高いですから、初期投資して売却する、という投資という側面も含めるなら新レンズ一択かなと僕は考えています。
以上で終わりです。最後まで読んで頂きありがとうございました!